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2005年11月23日 (水)

飯能まつり

Simg_0490 十一月五日は埼玉県の飯能で飯能まつりの本祭りがあるといふので早速出かけて行つた。西武池袋線の電車で約五十分、正午少し前に飯能に着いたのだが、大通りに澤山の露店が出てゐるものの、祭りの屋台や山車の姿が無い、一体どういふことかと商工会議所前の案内所で訊ねてみると、その日は本祭りではなく前夜祭の日で、パレードや山車の曳き廻しは無く、底抜け屋台の町内廻りだけが行はれるといふ話、自分の見たインターネツトの記事が旧いものであつたといふことにその時漸く氣がついたのであつた。

案内の年配の男性の話に因ると、その日のいちばんの見ものは夜の底抜け屋台の引き合はせといふことで、それまでは随分待たなければならないから、残念だが退き返さうか、と思つたが、初めて飯能の町に來たのだから、少しは町の中を見物してから帰らう、その辺を散策してゐれば、そのうち町内廻りをしてゐる屋台に出遭ふこともあるだらう、あるいは山車蔵にぶつかることもあるかもしれない、と思ひ直して、その案内の人に地図で近くにある名所旧跡を幾つか教へてもらひ、その後直ぐに訪れたのが大通り商店街の外れにある観音寺といふ古刹であつた。

案内の地図にはここに水原秋桜子と芭蕉の句碑が あると記されてゐたから、それは一Sre0048 体どのやうな句なのだらうと興味津々であつたのだが、秋桜子の『むさし野の空真青なる落ち葉かな』といふ句が刻まれた碑はあつても、肝心の芭蕉の句碑は、人ひとり居ない静かな境内をいくら探し廻つても見つけることができなかつた。何処か盲点になつてゐる所があるに違ひない、でなければ地図の間違ひか、などと思つたが、そこにいつまでも居るわけにはいかない、未練を残しながらも次の目的地八幡神社に向かつたのであつた。

桃青の句碑を知らぬか寒椿  神楽小僧
(つづく)

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