浅草サンバカーニバル2008
八月三十日は久し振りに浅草へ出かけた。東京の下町、浅草の初秋の風物詩サンバカーニバルを見物するためである。もちろん、愛用のカメラを持つて行つた。
浅草サンバカーニバルの花形はなんと云つても挑戦的なまでに肌を露出して踊り狂ふサンバギヤルたちで、彼女たちを眼の前にしたら、やはり女のパワー全開のその情熱的かつ悩殺的な踊りを撮らないわけにはいかない。
実を云ふと、このところこれと云つた祭りも無く、あつても猛暑であつたり、豪雨であつたりして出かけられず、カメラを手にすることが久しく無かつたから、その日は、今日こそは思ふ存分撮るぞ、と意氣込んで出かけた。前日までの天氣予報によると、当日は降水確率70パーセントで、開催そのものが危ぶまれるほどであつたが、その日は午前中からそれが嘘のやうな晴天であつたから尚更であつた。
だが、結局、その日は思ふやうに写真を撮ることができなかつた。何故なら、例のゲリラ豪雨の執拗な襲撃を受けることになつたからである。やはり、天氣予報は幾らか正しかつたやうである。
浅草に着いたのは午後二時半頃であつた。既にパレードは始まつてゐて、雷門の前の沿道は澤山の見物客やカメラマンで埋め尽くされてゐた。当然、人混みが邪魔になつてパレードを満足に眺めることができなかつた。
だが、前回訪れた時に遭つた豆腐小僧のことを思ひ出した。その沿道にある100円シヨツプでプラスチツク製のバケツを購ひ、見物客の最後尾にそれを逆さまに置いて足を乗せた。
そして、そのままパレードに向けて夢中になつてカメラのシャツターを押し続けた。
だが、そのまま満足のゆくまで撮り続けることはできなかつた。憎らしいゲリラ豪雨の所為である。急に辺りが暗くなつたかと思ふと、アスフアルトをビシビシと叩きつけるやうな大粒の雨が突然どつと降つてきたのである。そして、それは一度止んだかに見えたが、直ぐに第二弾、第三弾と容赦無く襲つてきて、やがて雨の勢ひは衰へたものの、その後もシトシトと降り続き、一向に止む氣配がなかつた。
結局、豪雨のおかげで、眼の前の見物客がさつと散つて視界がぐんと開け、土砂降りにも拘はらず嬉々として踊つてゐるサンバギヤルを間近に見ることはできたが、小僧自身ずぶ濡れになるのを避けるために小さな折り畳み傘の下に体を縮めなければならず、それ以上カメラをパレードの中に向けることは残念ながらできなかつた。
しかし、撮つた写真はかなりあり、お見せできるやうなものが何枚かあるので、ここにそれらを公開しようと思ふ。興味のある方はご覧あれ。
http://qwanglla.cocolog-nifty.com/photos/asakusasamba2008/index.html
※因みに前回(2006年)撮つた写真はこちらに。
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コメント
はじめまして!
晴れたり雨だったりのパレードでしたね。
雨だと撮影は難しいだろうな。
でも、二枚目の写真は、雨で濡れてるんだろうけど、溌剌としていて、いいです。
投稿: やいっち | 2008年9月 8日 (月) 01時02分
メンテナンス後にトラブルに見舞はれ、返事が遅れました。申し訳ありません。巧くもない写真ですが褒めてくださつてありがたうございます。ところで、リベルダージに所属されてゐるといふことでしたつけ。来年はリベルダージをもつと撮るようにしようと思ひます。
投稿: 神楽小僧 | 2008年9月13日 (土) 23時22分